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真夏の三重県大台町、はじめてのワーケーション体験記【Tさんの場合】

今回はゲストライターのブログです。旅行とお仕事を兼ねて、東京から「まてハウス」にお越しいただいTさん。聞けばフリーのライターさんということで、2週間にわたる大台町でのワーケーション体験についてブログ記事を書いてもらいました。

<ゲストライターTさん>

編集者、貿易事務職などを経て、2023年よりフリーランスでライターをしています。 数年前に語学留学のため、8ヶ月ほどカナダに滞在。それまで海外経験もなく、まったく思い入れのない国でしたが、数多くの素晴らしい出会いに恵まれ、かけがえのない美しい思い出が沢山できてしまいました。 若い頃はお金がなかったこともあり(今も?)、日本国内は訪れたことのない土地だらけ。フリーランスとしては、まだまだ駆け出しのため時間があるので、ワーケーションを通して、さまざまな場所を訪れ、今まで知らなかった地域の魅力を体感できたらと思っています。

奥伊勢の自然と遊び、働く

美しい自然に囲まれながら、しばらくのんびり過ごしてみたい。都心部で生活する人々の中には、そんな田舎での暮らしに憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか?

かく言う私もその一人。だけど仕事の都合もあるし、時間やお金には余裕がないし、それにきっと都会での便利な暮らしは捨てられないだろうな……などと自分に言い聞かせて、何年も東京で会社勤めをしながら副業のライター業に勤しんできました。

しかし今年は一味違う。会社を辞めてフリーランスとなったこともあり、この夏こそは!と重い腰を上げ、訪れたことのない土地へ出かけることを決意。余裕がないなら仕事も旅先ですればいい!ということで、近年よく耳にするようになったワーケーションに挑戦してみることにしました。

せっかくなら、できるだけ自然の豊かな場所に行きたい。そう思っていたところ偶然、見つけたのがVerde大台ツーリズムの運営するゲストハウス「まてハウス」でした。圧倒的な大自然。もうここしかないということで、東京から夜行バスで約7時間。三重県中南部に位置する、奥伊勢の大台町にやってきました。

まてハウス
まてハウスへつながる農道

到着してすぐさま目を奪われたのは、エメラルドグリーンに輝く清流、宮川の水の美しさです。どこまでも続く山と青空、大きな入道雲との鮮やかなコントラストは、月並みな表現で恐縮ですが、まるでトトロの世界に入り込んだかのよう。町全域がユネスコの生物圏保護区に指定されているのも、納得の景観です。 本当に遠くまで来たんだなという実感を胸に、私にとってはじめてのワーケーションが幕を開けたのでした。

不便さも楽しい、情緒あふれる暮らし

滞在先の「まてハウス」は、宮川のすぐ近くにある古民家を改装したシェアハウス。日本家屋ならではの開放的な雰囲気は、これぞ夏休みと言った風情で、畳の敷かれた部屋に座っているだけでもノスタルジックな気分に浸れます。創作活動などをする人であれば、旅館に逗留する文豪のような気持ちが味わえるに違いありません。

まてハウス
まてハウスリビングからの景色

近くに徒歩で行けるようなコンビニなどはありませんが、町営バスや自転車での移動圏内には、スーパーや道の駅、カフェなどが点在。車を持っていないため、正直、交通面には不安も感じていたのですが、E-bikeを借りることができるため、移動に困ることはありませんでした。 道路にはそれなりに起伏もあるので、重い荷物を背負って自転車を漕ぐのは大変かもしれません。しかし風を感じながら川沿いの道を駆け抜けるのは爽快で、買い出しに行くだけでもかなりの非日常感が味わえます。特に雨上がりの帰り道、夕暮れの空にかかった大きな虹を見た時は、年甲斐もなく一人で大はしゃぎしてしまいました。

雨上がりの宮川・虹がかかりました

個人的には、天然の塩化物・炭酸水素塩泉が楽しめる「奥伊勢フォレストピア 宮川温泉」まで自転車で行けるのも嬉しかったです。道の駅で割引チケットも購入できるので、温泉好きであれば、ぜひ一度、足を運んでみることをお勧めします。

果たして仕事は、はかどるのか?

さて、肝心の仕事環境はと言うと、建物内は全館Wi-Fiが整備され、敷地内には3時間500円でオフィス代わりに使用できるワークスペースも完備。大自然の中にいながらも、問題なく作業することができました。

ワーケーション対しては、仕事と遊びの切り替えが難しい、仕事に集中できない、休暇なのに心が休まらない……といった後ろ向きな意見も聞かれるようです。しかし実際に経験してみると、決してそんなことはありませんでした。

確かに仕事には、ストレスやプレッシャーが付き物です。それでも実際に田舎暮らしに身を投じてみると、不思議と「まぁ、何とかなるか」という楽観的な気分が湧いてきます。また、単純に旅先で所持品に限りがあるため、気が散りにくいと言う利点も感じました。そして何より、「早く終わらせて外に遊びに行きたい」という夏休みの宿題を片付ける小学生のような気持ちで仕事に取り組めたため、何なら普段よりも作業に集中できたような気さえします。

夜中でも冷房の消し時がない都心と違って、夕方には風の涼しさが感じられる大台町。日が暮れると辺りが真っ暗になるためか、自然と早寝早起きになり、生活リズムが整うのも驚きです。普段は完全に夜型人間なのですが、早朝に起きて本を読んだり近くにある池まで散歩してみたりと、おかげでメリハリを付けながら仕事をすることができました。

まてハウス
まてハウスの裏にある公園は散歩コース

コロナ禍を経てリモートワークが定着した今であれば、私のようなフリーランスのみならず、会社員の方でもワーケーションは可能なのではないと思います。職種にもよるかとは思いますが、在宅勤務日や休日をうまく活用して、ぜひトライしてみてほしいです。普段の仕事と旅行が地続きになることで、旅がもっと身近なものに感じられるはずです。

まさに「FUN & FAN」

約2週間の滞在中には、もちろんグルメや地酒、アクティビティなども堪能しました。特に宮川の清流を散策できるSUPツアーは、楽しさのあまり調子に乗って2日連続で参加する始末。また、仕事がひと段落したオフ日には、電車で伊勢神宮まで足を伸ばし、お伊勢参りにも出かけてきました。

そういえば、まてハウスやSUPツアーを運営するVerde大台ツーリズムのキャッチコピーは、「奥伊勢へ 仲間をつなぐ ワクワクをつなぐ Link FUN & FAN」。私自身、実際に地域の魅力を「楽しむ」ことで、まんまと大台町の「ファン」になってしまいました。

宮川SUP
青空のもと、SUP体験

東京近郊で生まれ育ち、故郷らしい故郷を持たない私でしたが、40歳手前になって初めて「ふるさと」と呼べる風景に出会えたような気がしています。この先も夏が近くたび、大台町の美しい景色を思い出しては、また旅に出たくなることでしょう。

もしもこの記事を読んでくれたあなたが、ワーケーションや地方暮らし、自然やアウトドアに少しでも興味があるのであれば、ぜひ一度、大台町を訪れてみてください。きっと一生、忘れられない思い出ができるはず。もしかしたら、これからの働き方や生き方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

Tさん、仕事に遊びに、大台町の夏をたっぷり楽しんでもらえたようで、運営者としても嬉しい限りです。ベルデではおひとりさま、団体さまを問わず、ゲストハウスでのワーケーションプランをご用意しています。ワーケーションについて。どうぞお気軽にご相談ください。

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