秘境ファン,滝ファン,そしてもちろん大杉谷ファンの皆様,2019シーズンは,大杉谷へお越しいただけたでしょうか。2019の大杉谷登山道は11月24日で閉山となります。来ていただいた方はもちろん,今シーズンは逃してしまった!という方に向けて,大杉谷の魅力を改めて報告します。
ベルデ(Verde大台ツーリズム)の大杉谷ツアーは,今年「少人数ガイドツアー」に挑戦しました。おふたりからの催行プランも準備し,プライベートでおひとりをガイドした日も何日かありました。他社ではできない,大杉谷の地元にある旅行会社だからできるプランニングと,大杉谷を知り尽くした地元ガイドのツアーに加えて,より大杉谷の魅力を伝える時間をつくった少人数にこだわるツアーは,大好評だったと自負しています。
★★★この記事のもくじ
ベルデ自慢のガイド陣
ちなみに,ベルデの大杉谷ツアーで登場するガイド陣は…
「大杉谷山岳救助隊長 森正裕」 森さんツアーの企画を!と多くのファンからの要望があり,うれしい悲鳴。木のこと,山のこと,大杉谷のこと…アカデミックなツアーになること間違いなし。
「ベルデ大台ツーリズム 野田綾子」 ベルデの代表,夏は宮川のSUP,春秋は大杉谷に出没します。女性ならではの細やかなガイド…とうキャラではありませんが,1人でも多くのお客様と地域の魅力を共有し誰よりも楽しむガイドです。
「大杉谷の仙人 巽幸則」 大杉谷で1番の有名人かも…テレビ出演多数。根っからの人好き・大杉谷好きの楽しいガイドが魅力です。学生時代から大杉谷の魅力にはまり,ついに登山口のご近所に引っ越してしまった名物ガイドです。
「桃の木山の家 近藤真史」 大杉谷登山道中にある桃の木山の家の看板スタッフ“近ちゃん”。大杉谷再開通から5年間大杉谷を支えてくれている頼しいガイドです。優しく物静かな語り口は,ベルデの女性ファンに大好評。
2019年のVerdeツアー
ベルデの大杉谷ツアーは,1days,2days,3daysと日数のご要望,「はじめての大杉谷」・「千尋滝まで」・「シシ淵まで」・「桃の木山の家まで」・「大台ケ原まで」と行先のご要望に応じています。また,大杉谷だけでなく,大台町の名山・総門山でウォーミングアップしてから大杉谷にチャレンジ!というコースもモンベルさんと一緒にプランニングしました。
▶「はじめての大杉谷」では,大杉谷入口大日嵓や京良谷、六十尋滝を楽しみます。
▶「千尋滝」は落差130mの滝。巽仙人一押しの滝です。
▶「シシ淵」までの日帰りコースは大人気。実は1泊2日のコースよりもハードです。
▶「桃の木山の家」で1泊し,一気に大台ケ原まで登る2daysは,体力に自信がある方向け。日本一の清流宮川沿いの渓谷美だけ楽しみたい「大杉谷だけ」ツアーも人気でした。
▶3daysでは,宮川の最初の一滴,秘密のルートを通って日出ケ岳を目指します。このツアーは大人気企画。ゆったりと,ベルデのツアーだから聞けるガイド・行けるコース・楽しめる雰囲気にお客様も感動で,お別れの時には涙される方も続出。旅行会社・ガイド冥利に尽きます。写真で,レアスポットを紹介します。
2020シーズンの企画は、さらにパワーアップします!
来シーズン,お客様との会話で「こんなツアーを」というご要望にできるだけ応えた,ベルデのお客様と造るツアーを企画しますので乞うご期待!オフ期に企画を固め,2月には販売オープンできるよう準備します。ツアー詳細は,ベルデの大杉谷ページより順次アップしますね。
大杉谷入山協力金のこと
2019シーズン中,10月より大杉谷の入山協力金(1,000円)が試験導入されました。導入の経緯は,弊社が伝えるより,導入主体の大杉谷登山センターブログ「職員の想い」を読んでいただければ,と思います。大杉谷をガイドフィールドに使っている私たちは,この想いに強く賛同しています。ツアーのお客様へは,ツアー参加費に含めるのでなく,現状の理解と自身の意志で直接のご協力をお願いしています。(10月以降ベルデツアー参加全員にご協力頂きました。ありがとうございます。)
ぜひ,この取組をきっかけに,大杉谷だけでなく,日本中のアウトドアフィールドが環境的にはもちろんのこと,経済的にも持続的に存続するには,と考える時間を少しでももって頂けると嬉しいです。自然が魅力の地域に住み,自然を資源として人と関わる仕事をしている私たちの大きな課題です。
★★★このブログでは,ベルデのスタッフが「アウトドア・コンシェルジュ」となり,アウトドアの魅力はもちろん,自然が豊かな地域での暮らし,FUNを発信します。
★ツアーのお問合せやニュースはLINEが便利です>>LINEロゴをクリックすると友だちQRコードより追加ページへ移ります。
“観光×アウトドア”を提案する旅行会社「Verde(ベルデ)大台ツーリズム」代表。 SUP・カヤック・登山ガイド → 起業 → ゲストハウス「宿屋まてまて」&「まてハウス」運営。このブログは「アウトドアライフをお仕事に」をテーマに発信します。