1月、2月と冬のオハイツアーを開催。このツアー、ベルデの人気プログラムに成長中です♪
今回は、冬のオハイツアーをコラボしている登山ガイド「景子さん」と、その名を冠した「景子橋」のお話です。
三重県尾鷲市九鬼町の「オハイブルー」へと続く道。 その登山道を大切に守り続けている登山ガイドの景子さん。彼女は、きっかけは地域おこし協力隊として、九鬼に暮らし、私設案内所「けいこの山の家」を営みながら、登山道整備・ガイド活動を通して安全登山を啓蒙しています。
藪漕ぎ隊第1号の丸太橋「けいこ橋」
「オハイ」は、近年、大人気登山スポットになりつつあります。小さな九鬼集落の指定駐車場は満車、今回もベルデのツアー以外、複数のツアー会社、多くの一般登山者とすれ違い、多くの人が訪れる登山道になったことがわかります。
この人気登山道を生み出した立役者は、景子ガイド、そして彼女が所属する尾鷲藪漕隊(熊野古道伊勢路など尾鷲市近辺の登山道をボランティアで整備する地域団体)です。彼女らの尽力で、「九鬼遊歩道・オハイ」が荒れた山道から、安全に歩ける登山道になり、現在の人気の登山スポットに生まれかわったのです。

2026年2月 アルミ製の景子橋に生まれ変わりました
なぜ「景子橋」というネーミング?
6年前、誰も歩く人がいなかったオハイへの道中、朽ちた丸太が立てかけられただけの谷間に尾鷲藪漕ぎ隊がつくった橋が「景子橋」です。丸太橋完成の翌日、景子ガイドのオハイへの想いを組んで、藪漕隊の仲間がこそっと「景子橋」のプレートをつけてくれたことが始まりだそうです。
もちろん橋を架けただけでなく、複数の登山道を歩ける道に地道に整備をしてくれたお陰で、多くの人がオハイを安全に楽しめるようになり、その魅力に気付き発信し、さらに多くの方が訪れて…。こんなふうにオハイの人気が定着してきたことに比例して、丸太橋の寿命が近づいていました。このタイミングで尾鷲市が橋の架け替え予算をつけたのが2025年度2月に、橋の架け替えが行われました。
この2月のツアーでは、景子ガイドから「架け替えの日、工作所の皆さんが重い資材を背負子(しょいこ)で運び上げる姿をみて、寂しさ以上に感謝の気持ちが大きくなった」というエピソードを披露してくれました。熱い話を聞きながら、(オハイ登山道への想いと行動が繋がっている景子ガイドとツアーをつくれて本当によかった)と、ベルデもゲストと一緒に感動していしまいました。
丸太橋とはちがい、全アルミ製の立派な「新・景子橋」。
旧景子橋の古い丸太たちは、景子ガイドの希望で今後「土留め」などの補修資材として山に残されることになりました。形を変えて、これからもオハイを目指す登山者の足元を支え続けてくれます。
景子ガイドとつくるベルデのオハイツアー、今年の冬も無事開催!
1月のツアーでは、丸太の「旧・景子橋」と。2月のツアーでは、アルミのピカピカの「新・景子橋」を踏みしめてきました。オハイの美しい海の色はもちろん大感動ですが、こんな景子橋のストーリーをとともに、登山道整備の過去、九鬼地域の歴史や習慣、今の暮らしについて楽しくガイドしてくれる景子ガイドならではのベルデのツアー。今年の冬も無事、開催できましたよ。
来年は、オハイに加えて、オハイ近くの熊野古道シリーズも充実させる予定です。
ベルデは、これからも地域を愛するガイドさんとと共に、南三重の美しい自然をご案内していきます。 整備に携わる方々への敬意を忘れず、この美しいフィールドでの安全登山に貢献していきたいと、オハイツアーで改めて考えていました。
さぁ、もうすぐグリーンシーズン到来。今年の大杉谷ツアーも充実の企画が揃っていますよ。南三重のいろいろな山域で皆さまとお会いできますように。



“観光×アウトドア”を提案する旅行会社「Verde(ベルデ)大台ツーリズム」代表。 SUP・カヤック・登山ガイド → 起業 → ゲストハウス「宿屋まてまて」&「まてハウス」運営。このブログは「アウトドアライフをお仕事に」をテーマに発信します。






