JSPAカンファレンス2026

SUP カヤック

「パドルプライド」JSPAカンファレンス&IT選考会レポート

まだまだSUPやカヤックのことを想像するには早い、真冬の2月、寒風が吹くなか、横浜・横須賀で開催された「JSPA(日本セーフティパドリング協会)カンファレンス」に参加してきました。

毎年、北は北海道~南は沖縄で活躍するパドルガイドが集い、社員総会・研修会が行われるんです。

カンファレンス前日の2月17日。横須賀市の久留和海岸では、協会の指導者の顔とも言える「インストラクタートレーナー(IT)」の認定研修会・選考会が行われました。

この日の最高気温はわずか8℃。小雨と風が混じる厳しい気象条件の中、協会を代表するITたちが集い、漕ぎ、技術分析をします。ベルデはJSPAの副代表理事・教育普及委員会担当理事として立ち会わせていただきましたが、IT更新を目指すガイドさんちたちの技術とプライドをかけて課題に挑む姿を見ることができました。

今回の研修では、8名のITが更新、4名が新規に認められ、JSPAの新しい研修体制がスタートできます。とっても真面目な研修会なのですが、極寒の厳しい環境のなかでも、なんだか楽しそうに雰囲気を盛り上げながら課題をクリアしていくガイド仲間の様子がとっても印象的でしたよ。

横浜へ移動し、カンファレンス初日は「社員総会」。事業報告、事業計画、新しい議題も承認され、山口会長よりビジョンが共有され、JSPAの2026年がスタートです。

運営側にいて感じるJSPAという協会の真の強みは、「会員一人ひとりの自発的な意思」にあるということです。 協会組織の運営は人任せになりがちなものですが、「自分たちで考え、実行したい」という主体的なメンバーが集まっていることこそ、私たちの誇りです。

全国各地の現場で活躍する皆さんが、同じビジョンを共有し、ネットワークを強固にしていく。それこそが、パドリング業界全体の価値を高める大きな力になると思います。

この研修会に直接参加したいから遠い関東まで足を運ぶ…というガイドさんも多い「安全についての研修会」。カンファレンスでは、いくつもの研修会がセットされ、現場の安全を支えるための重要な知見をアップデートできます。

今年の研修会内です。

パドルスポーツ事業者の法的責任(講師:早川 修 弁護士) 全国のパドルスポーツ事故知る。万が一の際、私たちが負うべき責任の重さを再確認。

安全のその先を支える 〜事故後の家族心理とガイドの役割〜(講師:中村 富士美 氏) 事故を防ぐ努力はもちろん、起きてしまった後の「心のケア」までがガイドの役割であると深く学びました。

公認スクールの事例発表 岐阜県長良川のリバーカヤックのインストラクター石田元子氏(SWEET PADDLE)/北海道支笏湖のカヌーガイド松澤直樹氏(支笏ガイドハウスかのあ)/SUPウェルネスツアーを展開している澤田氏(SUP CAMPER)の3スクールの発表。意見交換を行いました。

安全と未来へのセッション 海上安全の専門家・伊藤氏による事故研究や、マーケティングのプロ・木村氏、アソビュー田中氏によるインバウンドやAIの最新動向など、パドルスポーツの「これから」を展望する充実の時間となりました。

早朝には樹木医・楠先生によるエクスカーションも行い、多角的な視点から「ガイドのあり方」「ベルデの今後」「パドル業界の未来」を思考した3日間でした。

このJSPAのカンファレンスを終えると、いつも気が引き締まり、そして迎えるシーズンインに向けてワクワクします。今回得たすべての知識と経験をVerdeの活動にもちかえり、大杉谷、そして宮川を訪れるゲストのみなさんに、より「安全」で「感動的」な体験をお届けします。

春のシーズンイン、さらにパワーアップしたVerdeでお待ちしています!

懇親会は中華街で。ガイド仲間との会食もとっても大切で楽しい時間です♪

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