それにしても,今年の梅雨は長く・しっかりしていますね。そんな梅雨真っ只中,ベルデのアクティビティとツアーを楽しんでいただいた2組のお客様を紹介します。
★★★この記事のもくじ
「ユニバーサルツーリズム」って?
ユニバーサルツーリズムとは、すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指しています。…と,観光庁のホームページより引用。
こうやって書かれていると大袈裟ですが、ベルデは、自然が豊かなこの地域でもっとアウトドアスポーツやアクティビティが身近になり,例えば野球やサッカー・スポーツジムのように文化として発展する・・・そのベースの部分に関わりたいと考えています。
大台町全域が「スポーツジム」。トレッドミルで走りたくなったら近所の林道を登れる。エアロバイクでなく,信号ひとつないロードを気持ちよくサイクリングできる。プールの代わりに美しい川がある。勝手に「大台町アウトドアスポーツジム構想」(アウトドアスポーツも,スポーツジムのように気軽にウェアに着替えてシューズをもってフィールドへからだを動かしに行く)をもっともっと実感する人が増えていくと楽しいんじゃないかと‥。
話が逸れましたが,そんな理由で,できるだけライトなプログラムをつくり,気軽にアウトドアを楽しんでもらいたい。ガイドが一緒の登山ツアーやダム湖でのアクティビティが可能なこの環境だからこそできる,いい意味で「身近で気軽な」アウトドアを提供していきたいという想いをもってお仕事をしています。
「僕たちは全員耳が聞こえません」
そんなベルデにとって,7月の2組のお客様はうれしい来訪です。今回は耳が聞こえない8名の元気な若者の紹介です。
お客様:「僕たちは全員耳が聞こえません,でもSUPを楽しむことができます,予約できますか?」
ベルデ:「もちろんです。一緒にSUPを楽しみましょう。ガイドが配慮すべきことはありますか?」
お客様:「とくにはありません。僕たちは読話で理解します。心配なときはガイドさんに近寄りますので大丈夫です」
…と,なんともタフなやりとりだけして,当日を迎えました。
ベルデのフランス人ガイド・オリビエと伊藤さんが担当。SUPのガイドはプロフェッショナルですが,手話でのコミュニケーションはとれません。ガイド後,2人は「すごく楽しんでもらったよ,何も問題なかったよ!」と,とても満足そう。
翌日のお客様からの嬉しい反応を含めて,彼らをガイドさせてもらったことは,私たちの素晴らしい経験とハッピーでした。また宮川で一緒にSUPしましょう!
「SUPはもちろん最高でした」
“おはようございます。
昨日は何から何までご丁寧な対応をありがとうございました。写真もありがとうございました。
曇りで雨だったので楽しめるか正直不安でしたが、参加者全員楽しめたようで良かったです。雨のsupもなかなかいいものだと考えるようになりました。
ランチも予想以上でした。パンがふわふわでカツも美味しかったです。
落石と体の冷えで気分が下がる人もいましたが、転倒させ合ったり、上流に向かって進むにすれて透明度が上がったり、森の中でもsupしたり、途中で軽めのキャニオニングもしたりして皆さんワクワクしたと喜んでいました。
まさかキャニオニングもできるとは予想していなかったのですごく嬉しかったですね。川の小さなカニはかわいかったです。
次は、晴れた日に澄み切った宮川でまたsup体験をさせていただきたいです。”
★★★このブログでは,ベルデのスタッフが「アウトドア・コンシェルジュ」となり,アウトドアの魅力はもちろん,自然が豊かな地域での暮らし,FUNを発信します。
“観光×アウトドア”を提案する旅行会社「Verde(ベルデ)大台ツーリズム」代表。 SUP・カヤック・登山ガイド → 起業 → ゲストハウス「宿屋まてまて」&「まてハウス」運営。このブログは「アウトドアライフをお仕事に」をテーマに発信します。