1年に1度、パドルスポーツのガイドが全国から集う、日本セーフティパドリング協会(JSPA)のカンファレンスが2月に開催されました。カンファレンス前の研修会と合わせて、今年も、たいへん充実し勉強になる出張だったので、ベルデの備忘録として残しておきます。
JSPAの活動に興味がある方、お気軽にお問合せしてみてください♪
カンファレンスで話し合わること・・・
JSPAのカンファレンスは年1度で、2月中旬に開催されます。ここ最近は、全国から集いやすい関東での開催。今年は2月19~20日に横浜で、真剣で実りある会議が執り行われました。
- JSPA社員総会:委員会活動報告、予算案の承認などが行われます。今年は理事改選の年でした。
- 代表者会議/ブロックミーティング:公認スクール代表者の情報共有・活動報告も重要です。
- 会員研修会:
- 糞土師 伊沢様による講演「基礎講座、お尻で見る葉っぱ図鑑」
- ウィルダネスデザイン 石山氏による「観光政策とAT関連情報」
- 早川顧問弁護士による「リスクマネジメント情報/パドルスポーツ事業者のカスタマーハラスメント対策」
社員総会や代表者研修は、気が引き締まり、また今シーズンももがんばろう!と刺激をもらえる時間です。
今回、特筆すべきは、伊沢先生の講演会。とても面白かった。人が自然との共生につなげるられるよう糞土師活動に励み、それを人生のよろこび、生きる意味にしている・・との言葉と行動が一致する生き方に圧倒された時間でした。LNTや持続可能な観光振興について意識したガイドツアーを志しているベルデとしては、「糞土師活動」大賛成です。
思わず、先生の書籍を購入し、三重に返ってからも読書で余韻に浸っています。キノコ・苔の写真家でもある伊沢先生、我が家のキノコ図鑑は、先生の写真だらけだったことも嬉しい。

ベーシック検定員資格研修
カンファレンスのタイミングに合わせて、初めてベーシックインストラクター検定員の資格研修を受講しました。
インストラクター認定を行うための資格=「検定員」はとても責任が重い立場です。ガイドとしてインストラクターとして、より専門性を高めるために、研修研鑽を重ね、更なる成長を目指さねば!と自戒しています。

横浜アーバンSUP、今年も早朝漕いできました
今年も、横浜SUP倶楽部さんのご厚意で、横浜アーバンSUPを楽しんできました。会議から懇親会、翌日の会議との間、早朝7時スタートのSUPですが、身体を動かすとスッキリしますね。今年は参加人数も多くてお喋りしながら楽しいSUP。これは、カンファレンスの恒例アクティビティになりそうです♪




カンファレンスの期間は、会議の時間だけでなく、早朝から夜の懇親会まで全国各地のガイドさんたちと話が尽きません。ここで出会えるガイドさんたちは「アウトドアガイド」というニッチな仕事の喜びや難しさを抱えながら、プロのガイドとしての自覚と責任をもち、パドルスポーツを振興している大切な仲間です。
いつもは、身体を動かすアウトドアの現場を求めてしまうベルデですが、JSPAの仲間との時間は、会議室や中華街の美味しいお店で交わされる会話からエネルギーをもらえる、そんな貴重なモノなんです。
研修会やミーティングの企画も相談できたので、近々お知らせします♪

“観光×アウトドア”を提案する旅行会社「Verde(ベルデ)大台ツーリズム」代表。 SUP・カヤック・登山ガイド → 起業 → ゲストハウス「宿屋まてまて」&「まてハウス」運営。このブログは「アウトドアライフをお仕事に」をテーマに発信します。